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障害児リハビリテーション・療育に関しての
情報を定期的にお伝えしています。

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ABOUT US

HHCAについて

HHCAでは、肢体不自由のある子どもたち、神経発達症、発達性協調運動症など発達に凸凹のある子どもたちについて、誰にでもわかりやすく学べる講座を行っています。
子どもたちの特性や基本的な知識、接し方のポイントまで、基礎から丁寧に解説します。
また、実際の現場で「どう接したらよいか」を、からだと心の両面から具体的に指導。
子どもたちや保護者の気持ちに寄り添いながら、安心できる療育を行うための力を身につけることができます。

HHCAのミッション

脳性麻痺、ダウン症をはじめとする各種染色体異常や神経筋疾患、骨系統疾患など、からだに障がいのある子どもたちに関わる全ての人々に、からだの障害についての知識を広め、子どもたちが安全かつ健やかに、自分の能力を最大限に伸ばせる環境を作る。
発達に凸凹のある子ども達の苦手を減らし、自分に自信を持って生きる力をつける環境をつくる。
そして子どもたちが皆、生き生きとした笑顔にあふれ、ご家族も皆が幸せな人生を生きる社会を作る。

HHCAを立ち上げたきっかけ

医学部を卒業し、整形外科の研修を終えた後、学生時代からの目標であった障がい児医療に進みました。名古屋市の療育センターに18年間勤務しましたが、そこには矛盾がいっぱいでした。受診できる患者さんの住所が限られている、予約診療以外はできず、急な痛みや怪我のご相談に応じることができない、18歳になったら受診することすら出来なくなる。障害は一生治らないのに!!
そこで私を必要としてくださるすべての患者さんを診ることができ、患者さんの生涯にわたってお力になれるよう、2009年10月、たわだリハビリクリニックを立ち上げました。
クリニックには日々たくさんの患者さんが受診されます。その患者さんから、地元での訪問リハや放課後等デイなどのお話を聞く中で、「そのやり方では、股関節が外れてしまう!側彎も助長してしまう!骨折させてしまうかも!」といった危機感が日々募ってきました。実際、放課後等デイサービスや訪問看護ステーションからのリハビリ中に骨折した患者さんが何人もクリニックに受診されています。重症児のデイサービスで窒息で亡くなった患者さんもひとりではありません。
ですが、私の知っている訪問看護のスタッフさんは、皆本当に愛情にあふれ、子どもたちを大切に一生懸命関わっています。
なのになぜ、こんなことが起きてしまうのでしょう?
ただ勉強する機会がないだけではないか?本当はもっと子どもたちのことを知りたい、学びたいと思っているのではないか?不安を抱えながらリハビリしているのではないか?
その思いが、HHCAを始めるきっかけになりました。

訪問リハビリでの危険

近年、クリニックにいらっしゃる患者さんの中には、訪問看護ステーションからの訪問リハビリテーションを併用されている方が非常に増えてきました。それはとてもありがたいことだと思う反面、時々びっくりするようなことを耳にします。 訪問してくださるセラピストが、重度障害の子どもたちを抱くことが出来ない…。うつぶせにした瞬間に、大腿骨を骨折させてしまう…。重度の障害の脳性麻痺児に作業療法士がただ全身のストレッチだけをしている…。いったいなぜこんなことが起きてしまうのでしょうか? 訪問リハビリでは、ご家庭に訪問し、ひとりで患者さんに向かわなければいけない、非常に怖い状況でリハビリテーションを行うのです。そこには何かあっても助けてくれる医療従事者はいません。相談しようにも、隣に仲間や先輩のセラピストはいないのです。ですから当院でも訪問リハビリはある程度経験を積んだセラピストしか行かせていません。
小児リハビリの経験の浅いセラピストは、きっと不安を感じながら、懸命に戦っているのかもしれません。
でも徐々に、その状況に慣れてしまい怖さを感じにくくなった頃、大きな事故が起きてしまったりするのです。
そんな悲劇を起こしたくない。
子ども達にとって、本当にプラスになる取り組みが出来ているのか、自信をもって「Yes!」と言えるセラピストは、実はさほど多くないのではないかと思うのです。
それはあなただけではありません。
もっとセラピストの皆さんを応援したい。
そして子供たちが安心して、訪問リハビリを受けられるようになってほしい。
その子の機能を最大限伸ばせる環境を増やしていきたい。
保護者が安心して子どもたちをゆだねられる、心から信頼できる医療専門職として、日々取り組めるようになってほしい。
やりがいを感じて欲しい。子どもたちの成長を助ける仕事に自信と誇りをもって欲しい。
セラピストとしての自分の価値を感じて欲しい。
これは私の心からの願いです。

創設者の思い

私は30年にわたり、整形外科医として障害児医療に携わってきました。 その間大勢の肢体不自由の患者さん、運動発達のゆっくりな子どもたちを診察するとともに、子どもたちを取り巻く環境の変化を感じてきました。放課後等デイサービスや訪問リハビリなど、ここ10年くらいで普及してきた制度の中、子どもたちがそれらのサービスを受けているときに実際に骨折したり、窒息して亡くなったりしています。

また子どもたちにとってよくない姿勢、股関節脱臼や側弯症などの二次障害を悪化させる姿勢を取らせていたり、よくない取り組みを行っていたりすることを現場で見て、私は強い危機感を感じてきました。実際に関わっているスタッフさんは皆とても愛情にあふれ、子どもたちを一生懸命療育しているのに、なぜこんなことが起きているのでしょう。

以前は障害児者のお世話は、家族か小児専門のPT・OT、支援学校の先生など、その子どものことや障害に詳しい人だけが携わっていましたが、近年のデイサービス・訪問リハなどの制度の普及によってあまり知識のない人たちが障害児者を対象とする仕事に携わるようになったことが原因ではないでしょうか。

その急激な社会の変化に、実際に働くスタッフの知識や経験が追いついていないのだと感じたのです。近年、発達障害についての講座はたくさん開催され、学ぶ機会は数多くあります。しかし身体障害、肢体不自由について系統立てて学べる機会は皆無と言っていいでしょう。

肢体不自由についての知識を広めることは、身体に障害のある子どもたちを守るために最も大切なことだと思うのです。それを行うのは、30年間、様々な障がいの子どもたちを診察させていただき、子どもたちの成長を見届けてきた自分しかいない。そう思い、HHCAを立ち上げました。

私の思いはきっとたくさんの保護者の声であり、子どもたちの声であると信じています。HHCAを通して、クリニックの患者さんだけでなく、自分の手の届かない子どもたちにとっても安全で幸せな社会を作る一助になることを願ってやみません。

最後に、このホームページを訪れてくださったすべての方々に、心から感謝いたします。

医療法人TRC たわだリハビリクリニック
多和田 忍