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創設者プロフィール

創設者 多和田 忍

からだの障がい児専門ドクター

医療法人TRC たわだリハビリクリニック 理事長

 
  • 日本リハビリテーション医学会 専門医
  • 日本整形外科学会 専門医
  • 身体障害者福祉法15条第1項に規定する指定医(肢体不自由)
  • オーソティクスソサエティ認定フットケアトレーナー Aライセンス
  • NPO法人WISH「こどもの足を守りたい」副理事
  • 日本リハビリテーション医学会 専門医

経歴

1963年 大阪生まれ
浜松で幼小児期を過ごし、10歳から名古屋在住
1982年 3月愛知県立旭丘高等学校卒業
1988年3月 名古屋市立大学医学部卒業
S63年4月 名古屋市立大学病院整形外科入局 研修医
H1年4月 愛知県厚生連海南病院整形外科勤務
H2年4月 名古屋市立緑市民病院整形外科勤務
H3年4月 名古屋市総合リハビリテーションセンター整形外科勤務
H4年4月~H5年3月 名古屋市児童福祉センター整形外科嘱託医
H5年4月~H16年3月 名古屋市西部地域療育センター整形外科嘱託医
H8年4月~H16年3月 名古屋市南部地域療育センターそよかぜ整形外科嘱託医
H16年4月~H21年3月 名古屋市西部地域療育センター整形外科常勤医
名古屋市北部地域療育センター整形外科兼任
H21年10月 たわだリハビリクリニック開院
H24年6月~ 医療法人TRCたわだリハビリクリニック理事長

実績

原著

  • 「若年者に発症した悪性線維性組織球種の1例」(内田忍、倉上啓介、所忠、渡辺賢一)
    -名古屋市立大学病院紀要 第13巻 1990年-
  • 「アテトーゼ型脳性麻痺に伴う頚髄症のMRI所見-電気生理学的検討を加えて-」(多和田忍、河合憲一、間渕陽子、小川鉄男、万歳登茂子、松井宣夫)
    -脊椎脊髄ジャーナル 13 No.11 2000年11月25日発行 三輪書店-
  • 「アテトーゼ型脳性麻痺に伴う頚髄症・頚椎症性神経根症と生活環境との検討-」頸椎MRI、電気生理学的検査-(多和田忍)
    -名古屋市立大学医学会雑誌 第52巻 第3号 平成13年8月-
  • 「ダウン症における足部変形-外反扁平足と第1中足骨内反、外反母趾について-」(多和田忍、和田郁雄)
    -靴の医学 15 No.2 2001年-
  • 「脳性麻痺患者に対するソルボセイン製足底板入り短下肢装具の使用経験」 (多和田忍、和田郁雄、石井要)
    -東海足と靴の研究会誌 2 2005年10月-
  • 「小児外反扁平足に対する治療効果」 (多和田忍)
    -靴の医学 vol.19 No.2 2005年-
  • 「小児外反扁平足に対する治療効果-ダウン症児と非ダウン症児の比較検討-」(多和田忍、和田郁雄、石井要)
    -日本小児整形外科学会雑誌 15 No.2 2006年-
  • 特集「小児の歩容異常に対する足底装具療法」 「歩容異常と足底挿板」 (多和田忍、和田郁雄、内田俊彦)
    -運動療法と物理療法 19 No.1 2008年-
  • 「小児の歩容異常に対するDYMOCO療法の試み」 (多和田忍、内田俊彦、佐々木克則)
    -靴の医学 22 No.2 2008年-
  • 特集「今、あらためて診るダウン症-知的・運動発達障害とリハビリテーション」「ダウン症と運動発達」 (多和田忍)
    -Journal of Clinical Rehabilitation vol.20 No.6 2011年-
  • 「ロングカウンター入り室内履きの開発」 (多和田忍、堀尾順、松本実生)
    -靴の医学27 No.2 2013年-
  • 「地域医療の最前線!リハ科クリニック7days」
    -Clinical Rehabilitation 2016 3-

学会発表

  • 慢性骨髄炎に続発した廔孔癌の1例 (内田忍、松井宣夫、太田弘敏、他)
    -第133回整形外科集談会東海地方会 昭和63年9月17日-
  • 両側性に発症したFreiberg病の1例 (内田忍、柴田義守、西源三郎、他)
    -第137回整形外科集談会東海地方会 平成元年9月30日-
  • 若年者の足に発症した悪性線維性組織球腫の1例 (多和田忍、倉上啓介、所忠、他)
    -第143回整形外科集談会東海地方会 平成3年3月16日-
  • 骨形成不全症に合併した頭蓋底陥入症の2例 (多和田忍、猪飼通夫、河合憲一、他)
    -第146回整形外科集談会東海地方会 平成3年12月21日-
  • 成人アテトーゼ型脳性麻痺の頚椎MRI所見と生活環境との検討 (多和田忍、田中敏嗣、万歳登茂子、他)
    -第29回日本リハビリテーション医学会学術集会 平成4年5月28-30日-
  • ダウン症における足部変形-第1中足骨内反について-(多和田忍、石井要、和田郁雄)
    -第8回日本リハビリテーション医学会中部・東海地方会 平成13年2月3日-
  • ダウン症における足部変形-外反扁平足と第1中足骨内反、外反母趾について- (多和田忍、和田郁雄)
    -第15回日本靴医学会学術集会 平成13年9月28-29日-
  • ダウン症の第1中足骨内反に対する治療経験 (多和田忍、和田郁雄、石井要)
    -第5回東海足と靴の研究会 平成13年12月8日-
  • 脳性麻痺患者に対するソルボセイン製足底板入り短下肢装具の使用経験 (多和田忍、和田郁雄、石井要)
    -第6回東海足と靴の研究会 平成14年12月21日-
  • 愛徳整肢園式cast法の治療経験 (多和田忍)
    -第13回日本リハビリテーション医学会 中部・東海地方会 平成15年8月30日-
  • ダウン症児の運動発達 (多和田忍、万歳登茂子)
    -第16回日本リハビリテーション医学会中部・東海地方会 平成17年2月5日-
  • 小児外反扁平足に対する治療効果 (多和田忍)
    -第19回日本靴医学会学術集会 平成17年10月7,8日-
  • 小児外反扁平足に対する治療 (多和田忍、和田郁雄)
    -第2回日本整形靴協会学術大会 平成17年10月23日-
  • 小児外反扁平足に対する治療効果-ダウン症児と非ダウン症児の比較検討-(多和田忍、和田郁雄、石井要)
    -第16回日本小児整形外科学会学術集会 平成17年11月18,19日-
  • 脳性麻痺股関節障害にみられる骨頭外側の陥凹の検討 (多和田忍、和田郁雄、石井要、他)
    -第43回日本リハビリテーション医学会学術集会 平成18年6月1-3日-
  • 小児脳性麻痺患者に対する固有受容器足底板の使用経験 (多和田忍、)
    -第3回日本整形靴協会学術大会 平成19年2月10日-
  • 小児脳性麻痺患者に対する知覚連動性足底板の使用経験 (多和田忍、和田郁雄、石井要)
    -第22回日本リハビリテーション医学会中部・東海地方会 平成19年2月2日-
  • 小児脳性麻痺患者に対する知覚連動性足底板の使用経験 (多和田忍、和田郁雄、石井要)
    -第45回日本リハビリテーション医学会学術集会 平成19年6月4-6日-
  • 小児の歩容異常に対するDYMOCO療法の試み (多和田忍、内田俊彦、佐々木克則)
    -第22回日本靴医学会学術集会 平成20年10月3-4日-
  • 当院におけるインソール作製の適応、作製の実際と今後の課題-開業医の立場から-(多和田忍、小林稔、星野豊一、他)
    -第26回日本靴医学会学術集会 平成24年9月27,28日-
  • ロングカウンター入り室内履きの開発 (多和田忍、堀尾順、松本実生)
    -第27回日本靴医学会学術集会 平成25年9月27,28日-
  • 小児リハビリテーションクリニックを開業して (多和田忍)
    -日本リハビリテーション専門医会学術集会 平成27年11月28,29日-
  • 歩行障害を持つこどもへのリハビリや靴・装具の工夫(多和田忍、星野豊一)
    -第17回日本フットケア学会年次学術集会 平成31年2月9,10日-
  • 小児靴の正しい知識を広めるために~医師の立場から~(多和田忍)
    -第17回日本フットケア学会年次学術集会 平成31年2月9,10日-

講演

2007.6 NPO法人WISH主催 松操保育園PTA「幼児の足と靴」名古屋
2007.11.30 NPO法人WISH主催 名古屋市立正木小学校PTA「子供の足の痛みとその予防-生涯歩ける足を育てるために-」名古屋
2008.8 愛知県港特別支援学校 研修会「側彎症と姿勢保持」名古屋
2008.8.30 第18回外来小児科学会work shop「小児の足」名古屋
2009.2.22 NPO法人WISH 講習会「足の病気・足の障害」名古屋
2009.5.27 名古屋市西部地域療育センター勉強会講師 「食べる機能と姿勢」名古屋
2009.7.30 愛知県港特別支援学校 研修会「姿勢と心身の発達~脳性麻痺から発達障害まで~」名古屋
2010.8 愛知県港特別支援学校 研修会「姿勢と心身の発達~脳性麻痺から発達障害まで~」名古屋
2011.3.20 オーソティクスソサエティ「当院におけるDYMOCOインソール」名古屋
2011.8.10 愛知県港特別支援学校 研修会「靴の正しい選び方と履き方~治療としての靴と足底挿板~」名古屋
2012.3.21 愛知県港特別支援学校 研修会「姿勢」名古屋
2012.8.19 あさい病院主催 講演会「力をのばす姿勢づくり」瀬戸市
2012.8.22 愛知県港特別支援学校 研修会「ライフステージに合わせた姿勢管理」名古屋
2013.8.29 愛知県港特別支援学校 研修会「小児脳性まひ患者に対するBOTOX治療」「補装具と車いす」名古屋
2014.8 愛知県港特別支援学校 研修会「肢体不自由児の運動発達-いかにして動作を獲得させるか‐」名古屋
2015.3.15 GOZO 講演「子供の足と成長セミナー」 東京八王子
2016.1.27 音楽療法研究会「音楽療法と姿勢」名古屋
2016.2.28 木曽崎e-ケアネットそういん「フットワークの軽い障害児医療を目指して」三重県
2016.8.3 発達協会 講演「ダウン症児の運動発達と整形外科的合併症」 東京
2016.8.31 愛知県港特別支援学校 研修会「ダウン症の運動発達と整形外科的合併症」 名古屋
2016.10.23 名古屋市 骨関節の日 市民公開講座 「足と靴の正しい知識~ずっと歩き続けるために~」 名古屋市
2016.11.23 日独小児靴研究会 講義 「運動障害を持つこどもたちの運動発達・姿勢・歩行の特徴」
2016.12.20 名古屋市立大学医学部 講義 「小児リハビリテーション」
2017.8.7 発達協会 講演「ダウン症児の運動発達と整形外科的合併症」 東京
2017.11.3 日独小児靴研究会 講義 「運動障害を持つこどもたちの運動発達・姿勢・歩行の特徴」
2017.12.19 名古屋市立大学医学部 講義 「小児リハビリテーション」
2018.5.13 しずおか福祉の会 講演会 「ダウン症児の運動発達と整形外科的合併症」 静岡市
2018.8 発達協会 講演「ダウン症児の運動発達と整形外科的合併症」 東京
2018.8 筋ジストロフィー協会主催 医療福祉講演「当院における筋ジストロフィーの整形外科的管理」 名古屋
2018.8 愛知県港特別支援学校 研修会「脳性麻痺児のボトックス治療・装具・車いす・側彎」 名古屋
2018.9 しずおか福祉の会 講演会 「ダウン症児の運動発達と整形外科的合併症」 静岡市
2018.9 名古屋市自立支援協議会10周年記念事業 特別講演「障がいを持った子どもたちのために私たちのできること」
2018.11 名古屋市立大学医学部 講義 「小児リハビリテーション」
2018.11 日独小児靴研究会 講義 「運動障害を持つこどもたちの運動発達・姿勢・歩行の特徴」 名古屋
2018.12 千葉県柏市こども発達センター 講演「足と靴と装具」千葉県柏市
2019.2 第30回フットケア学会 シンポジスト「『小児靴の正しい知識を広めるために』医師の立場から」名古屋
2019.2 同上 シンポジスト 「歩行障害(脳性麻痺など)を持つ子供へのリハビリや靴、装具の工夫など」名古屋
2019.2 知多半島圏域療育支援研修会 講演 「足の構造と靴・補装具の役割」 東海市
2019.2 しずおか福祉の会 講演会 「子供の成長に大切なこと―姿勢と靴のお話しー」 静岡市
2019.3 「家族支援拠点ふきあげ」完成お披露目シンポジウム 「重症児者の家族支援モデルを創造する」 名古屋
2019.5 子育て支援拠点はっぴーひろば主催特別講演「歩くことと手・口・目の発達」 名古屋
2019.6 愛知県リースおしぼり協同組合衛生講習会講演会「足と靴の正しい知識~障がい者雇用の観点から~」名古屋
2019.11 名古屋市立大学医学部 講義 「小児リハビリテーション」

 名古屋市立大学医学部学生時代、「ねむの木の詩が聞こえる」という宮城まり子さんの映画を観たことがきっかけで、障がい児医療を志しました。

4年の整形外科研修の後、そのころ創設された名古屋市の3つの療育センターを嘱託医としてほぼ一人で担当。
療育における整形外科の必要性を名古屋市に認めさせ、平成16年療育センター常勤医師となりました。

しかし療育センターではレントゲンがすぐに撮れない、急な患者に対応できない、18歳までの患者しか診ることができない、地域外の患者は診ることができないなど、たくさんの制約に縛られていたのです。

その制度に矛盾を感じ、H21年たわだリハビリクリニックを開院。開業後10年経過し、その間に障がい児の療育環境が大きく変化しました。
 放課後等デイサービスや児童発達支援、訪問リハビリテーションなどの制度が充実する一方、そういった施設での事故や怪我が絶えないことを知りました。

この現状を改善するため、H30年8月より「障がい児の療育で幸せになるメルマガ」を発信開始
現在その登録者数は900名を超えています。
現在クリニックの診療予約は半年待ちです。超多忙ななか、多数の講演依頼を受けており、その講演回数は年間10回を超えています。